愛媛県伊予市

えひめ森林公園

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句碑・歌碑めぐり

正岡子規や種田山頭火など、愛媛ゆかりの俳人の句碑40基をめぐります。季節を感じながら森と俳句をまるごと欲張りに楽しめます。

句碑・歌碑紹介

番号道順木・石別句歌作者
11木銀杏ちる深空あをあを澄みまさり古郷
21赤椿さいてもさいても一重哉子規
32思い出は悲しい熟柿おちてつぶれた山頭火
42あおぎりの一群落を見つつゆく黙禅
53月待つと赤松山をさまよいぬ波郷
63山茶花に夜降る音は霰かな東洋城
73さやに咲く芙蓉の朝はたふとかり古郷
83桐一葉おのれの影にかぶさりぬ不器男
93夏木立栗の花散る笠の上雷死久
105夾竹桃赤いものを振りすてんとす碧梧桐
115かたまりて紅紫や花ずおう黙禅
126連翹に見えて居るなり隠れんぼ虚子
136木蓮に闇より開き月の夜よ鬼子坊
146えごの花一切放下なし得るや波卿
157白芙蓉残んの月の涼しさよ霽月
167橡の花見つけつつゆくたのしみのある道
17池廻り卯の花の暁寒し二十月霽月
18池廻り道がなくなり萩がさいている山頭火
19池廻り紫陽花はおもたからずや水の上赤黄男
20池廻り山梔子の一花開き匂いかな黙禅
21本名谷時鳥えんじゅの花こぼれけり霽月
22本名谷若竹に降り過ぐる雨や小石ほど東洋城
23中央線春かぜの杉むらゆすりさわたればしづくするごと杉の花落つ長塚節
24中央線錦木の芽ふる春の小雨かな雷死久
25中央線咲き満ちてこぼるる花もなかりけり虚子
26中央線青き中に五月つつじの盛り哉子規
27第二広場ほろほろと椿こぼるる彼岸かな子規
28第二広場焼山に松苗植うる卯月かな鬼子坊
29中央線茶の花は蕊の奢日は沈む草田男
30中央線ひそと青しくぬぎ林にあそぶ子は波郷
31中央線一弁散り一弁朴のほぐれゆく碧梧桐
32第一広場花馬酔木揺れやむときのうすみどり不器男
33中央線窓にふれアカシアの花露をのこす
34中央線馬砕木折って髪にさせば昔めき虚子
35中央線木犀の香に惜しみてもあまりあり
36管理道世の中やひとり花咲く百日紅子規
37管理道わが旅の紅葉いよいよ濃かりけり年尾
38管理道萩を出てまた萩に入る小径かな極堂
39管理道花ざかり梢にさそう風なくてのどかに散らす春にあはばや西行
40管理道折り持てる山吹風にしなひおり虚子